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2009年11月18日

ウージ染め20年 工芸から芸術へ 

道の駅「豊崎」情報ステーションにて
真境名照子染め展 ―さとうきび畑からのメッセージ―

ウージ染め20年
工芸から芸術へ

開発等時からかかわる真境名さん個展

アップが遅くなってしましましたが、
沖縄タイムス(2009.11.14.)より紹介いたしますニコニコ

【豊見城】サトウキビを染料に使った染織工芸、ウージ染めが誕生して
20年。開発当時からかかわり、協同組合発足後は理事長を務めた
真境名さん(59)の作品展が市豊崎の道の駅豊崎で開かれている。

豊見城・道の駅豊崎

真境名さんは「20年間続けてきた報告会のような展示会。
新参の工芸だが、色のきれいさなど可能性を探り、展示して見せたい」
と節目の個展の意義を語った。展示会は12月6日まで。

真境名さんは県工芸指導所で紅型を学んだ後、1989年に村(当時)商工会
の特産品開発の対象になったウージ染めに取り組み始めた。
94年に協同組合を設立。2003年優良県産品に選ばれ、07年には瀬長島に
常設の直売所「空の駅」をつくり、販路拡大にも取り組んだ。

今年3月まで組合長を務めた真境名さんだが、個展は初めて。「生活工芸
として使ってもらうもの」という考えで、作品性を追求してこなかった。組織
運営を後進に継いだことで、染めた生地に手書きの絵を描き込むなど創作の
発想を広げた。風に倒れても上に伸びていくサトウキビをイメージした作品は
生命力を感じさせる。

きんちゃくなど小物からタペストリー、着物など約40点を展示。会期中、展示物を
変えていくという。

「自然に近い色がきれいなことと、染料として確保しやすい」のがウージ染めの
魅力と真境名さん。「ウージ染めをイメージしたかりゆしウエアを着用するなど、
行政の応援がずっと続いてきた。オリジナルのデザイン力がついてきたので、
さらに可能性を探っていきたい」と決意を新たにした。



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Posted by 道の駅「豊崎」 一般社団法人豊見城市観光協会 at 09:26│Comments(0)ゆんたく話
 
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